Node.js の開発にて、Cloud9 IDE が良いということなので、
ひとまず公開されているソースをローカル上で実行するまでの過程を記録しました。
ほぼ github の Readme.md の通りでいいのですが、
Node.js 0.10 環境下で起こる問題を回避する方法も併記します。
0. 想定環境
この記事では以下の環境でセットアップを行いました。
- OSX 10.10
- homebrew 0.95
1. セットアップ
まず、実行に必要な Node.js, Mercurial をインストールします。
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$ brew install node hg |
次に、github にある clone9 をクローンします。
このディレクトリから Clone9 を起動するので、ちゃんと場所を用意してあげましょう。
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$ git clone https://github.com/ajaxorg/cloud9.git |
クローンした clone9 のディレクトリの中で npm を実行してパッケージをインストールします。
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$ cd clone9 $ npm install |
これでセットアップは完了です。
2. 実行
実行には cloud9/bin/cloud9.sh
を用います。
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$ bin/cloud9.sh |
立ち上がると http://localhost:3131/ をブラウザで開くと、
そこに Cloud9 IDE の画面が表示されます。
終了させる場合は C-c
で停止させてください。
ポート番号を変更する場合は -p
を、ワークスペースを変える場合は -w
を用いてください。
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$ bin/cloud9.sh -p 9876 -w ~/foobar |