PATHはshellに対して、使用したいbinaryのあるディレクトリを指定しておき
簡単にbinaryを実行するために指定するものである。
以下、bashの場合のPATHに関する操作方法。
1.PATHの確認
ターミナルから”export”コマンドを指定する。
いろいろでてくるうち
declare -x PATH=”/usr/local/bin:/opt/local/bin”
という行が現在通っているPATHである。
2.PATHの指定の仕方
PATHを追加するには下記のようにターミナルに入力する。
export PATH=/opt/local/sbin:/usr/local/sbin/:$PATH
指定したいディレクトリの絶対パスを=で指定し、:で閉める。
PATH以降にはスペースを入れない。
3.bash_profileへの記述
上記に付いては、shellを再起動すると無効になる。
そのため、いちいちshellを起動するごとにexportするのは面倒である。
だが、bash_profileに上記を記述する事で、shellが起動時に自動的にexportを実行し
登録してくれる。
以下、設定方法である。
-1 ホームディレクトリに’.bash_profile’を作成する。
上記は”vim .pash_profile”等のコマンドにて作成。
-2 ‘.bash_profile’に必要なexportコマンドを記述する。
-3 “source ~/.bash_profile”を実行し、プロフィールを読み込みなおす。
ちなみにCLASSPATHはJavaVMにClassファイルの場所を指定するためのPATHである。
CLASSPATHの場合は
export CLASSPATH=$CLASSPATH:.:/opt/local/test.jar
と言った形でPATHを通す。CLASSPATHの場合は先頭でホームディレクトリの指定を
忘れないようにする。(“.:”の部分)